歌は古くから日本人の生活や人々に寄り添ってきた歴史があり、長い時間受け継がれてきた民謡をはじめ、それぞれの時代には人々に愛されてきたヒット曲が生み出され続けてきたのです。
現代社会においてカラオケは日本人の娯楽として古くから親しまれており、若者から年寄りまで幅広い年代の人から利用されています。
高度経済成長を支えてその最前線で働いてきた60代の男性にとっては、青春時代に仲間と過ごした大切な時間や仕事を夢中で行っていた働き盛りの時に聞き続けた人気の歌が心に残っているものです。
60代男性の人気ソングは吉幾三の「酒よ」や大川栄作の「さざんかの宿」、谷村新司の「昴(すばる)」などが挙げられます。歌謡曲全盛期の時代に長らく親しまれてきた人気ソングがこの時代の代表曲として今も歌い継がれているのです。