日本の音楽の流れの中で、それまでの歌謡曲の全盛期から、次第にビートルズやボブ・ディランなどの洋楽の影響を受けたフォークやニューミュージックが歌われ始めた頃、それが60代男性の青春期と重なります。
自分たちの時代の新しさを感じさせてくれた歌が沢山歌われました。誰もが歌える歌で、誰かがカラオケで歌い出せば自然にみんなが歌い始めて盛り上がる、そんな歌があります。
例えば、ガロの「学生街の喫茶店」、チューリップの「心の旅」などは、60代の男性なら誰もが一緒に歌える歌でしょう。ギターの伴奏もできるという人も沢山いると思います。また、沢田研二の「勝手にしやがれ」も青春時代に振りをまねながら歌った人も多いことでしょう。